ゴールデンレトリバーの寿命は短い?大型犬の平均寿命とギネス記録、ラブラドールや人間との比較

ゴールデンレトリバーの寿命は短い?大型犬の平均寿命とギネス記録、ラブラドールや人間との比較

飼い主に従順で賢い犬種としても人気の高いゴールデンレトリバーですが、ゴールデンレトリバーを初めとする身体の大きい大型犬は、一般的に体の小さい小型犬と比較すると寿命が短いと言われています。

今回は、そんな大型犬の平均寿命やラブラドールをはじめとした他の大型犬や人間の寿命との比較をご紹介します。

寿命が短くても健康面でのサポートで寿命を延ばすことは可能です。当記事では健康を維持して寿命を延ばすためのポイントについても解説していくので、ゴールデンレトリバーを飼っている方やこれから飼う予定がある方はチェックしてみてください。

ゴールデンレトリバーの平均寿命と最高齢記録

まずはゴールデンレトリバーの平均寿命と最長の寿命である「犬の最高齢のギネス記録」をご紹介します。

平均寿命は10~12歳

 ゴールデンレトリバーの平均寿命は、10~12歳といわれています。しかし、生まれ持った体格や体質、性別の違いなどによって個体差がある上に、平均寿命とはあくまで統計から算出した目安の数値なので、統計時の飼育頭数や集計方法によって誤差が生じる場合があり、現実にはもっと寿命が長く生きる可能性が十分にあります。

ゴールデンレトリバーは大型犬の部類なので、小型犬に比べると寿命が短い傾向があると冒頭で述べました。体格で言えば、同じゴールデンレトリバーでもオスはメスより体格が大きい場合が多く、どちらかというとメスの方が長寿傾向にあるといわれています。

最高齢は19歳?ギネス記録を確認

 ゴールデンレトリバーの平均寿命は10~12歳ですが、今まで最長で生きたゴールデンレトリバーの最高齢は何歳なのでしょうか?
なんと、ギネス記録によれば19歳まで長生きしたゴールデンレトリバーがいると言われています。ゴールデンレトリバーの19歳は、人間の年齢に換算すると約120歳にあたるため、とても長生きだとわかります。

 19歳まで長生きするゴールデンレトリバーはめったに見られませんが、最近では医療技術の進歩やドッグフードなどの餌の改良が進んだこともあり、今では16~18歳くらいまで長生きするゴールデンレトリバーも数多くいます。
もちろん犬種に関わらず犬自体の寿命が延びてきているので、その点を見るとゴールデンレトリバーの平均寿命も今後少しずる長くなっていく可能性は高いでしょう。
 
ちなみに、世界で一番長生きした犬のギネス記録は29歳5ヶ月。オーストラリアで暮らしていたブルーイという名前のオーストラリアン・キャトル・ドッグと呼ばれる犬種で、人間の年齢に換算すると200歳をゆうに超える長生きの犬です。

このギネス記録は1939年から80年以上超える寿命の犬は現れていません。

ゴールデンレトリバーと他犬種の平均寿命を比較

 ゴールデンレトリバーと他犬種の平均寿命の違いを見ていきましょう。

 似ている犬種の平均寿命と比較

 ゴールデンレトリバーと同様に、ラブラドールなど大型犬に分類される犬種の平均寿命を以下に一覧化しました。

犬種 平均寿命(歳)
ラブラドール・レトリバー 12~13
セント・バーナード 8~10
シベリアン・ハスキー 11~13
ドーベルマン 10~11
ジャーマン・シェパード・ドッグ 10~12
グレート・ピレニーズ 10~12

 

大型犬種の平均寿命はあまり差異がなく、ゴールデンレトリバーの平均寿命がラブラドールを始めとした他の大型犬種と比べて短いということはないということが見て取れます。

小型犬の平均寿命と比較

 小型犬(超小型犬)の平均寿命を犬種別の一覧です。

犬種 平均寿命(歳)
トイ・プードル 12~15
ミニチュア・ダックスフンド 12~16
チワワ 12~16
パピヨン 13~15
ヨークシャー・テリア 13~16
ポメラニアン 12~16
シー・ズー 13~15
カニンヘン・ダックスフンド 14~17

 

一般社団法人「ペットフード協会」が行った「令和元年全国犬猫飼育実態調査」では、中・大型犬の平均寿命は13.69歳と発表しています。
小型犬の平均寿命は13.99歳、超小型犬になると15.20歳なので、やはり大型犬は小型犬種と比較するとやや寿命が短い傾向にあるとわかります。

小型犬に比べて大型犬の方が短命な理由

 実際に犬種別の平均寿命を比較すると小型犬の方が大型犬より長生きしていることがわかりました。
なぜゴールデンレトリバーなどの大型犬の方が短命傾向になるのか明確な理由は現在でも判明していませんが、有力な2つの説をご紹介します。

体格が大きいと代謝のスピードも速くなるため

 ゴールデンレトリバーやラブラドールなどの大型犬は、小型犬に比べて成長スピードが速く細胞分裂の回数が多くなります。
成長しきってからも大きな体格を維持しなければならないので細胞分裂を多く行っていますが、生き物は細胞分裂を多くするほど老化も進んでいくと言われています。
そのため、大型犬の方が短命な理由の1つと考えられているのです。

がんの発症率が上がるため

ゴールデンレトリバーなど大型犬に見られる細胞分裂の回数の多さは、発がんリスクも高めます。
細胞分裂の回数を比べると、多く細胞分裂している方が単純にがん細胞の発生リスクが高まるので死因の1つであるがんを発症しやすいのも平均寿命が短い理由と考えられるでしょう。

|ゴールデンレトリバーと人間の年齢を比較

 ゴールデンレトリバーと人間の年齢を比較してみましょう。

ゴールデンレトリバーの1歳は人間に換算すると約10歳

ゴールデンレトリバーの1歳は、人間の年齢に換算すると約10歳と言われています。ゴールデンレトリバーの年齢と人間の年齢を比較した表をチェックしてみましょう。

ゴールデンレトリバーの年齢(歳) 人間の年齢(歳)
0 0
12 1
19 2
26 3
33 4
40 5
47 6
54 7
61 8
68 9
75 10
82 11
89 12

 

ゴールデンレトリバーの寿命は人間の年齢だと約80歳

上記の表からもわかるように、ゴールデンレトリバーの平均寿命と言われている10~12歳は、人間の年齢に換算すると約75~89歳です。大型犬は小型犬よりも成長・老化スピードが速く、10~12年で寿命をまっとうする計算となります。

寿命を延ばすための3つのポイント

小型犬よりは短命と言われている大型犬のゴールデンレトリバーですが、寿命を延ばすためには、日頃の生活習慣から気を付ける必要があります。主に毎日の食事や運動などにおいて、特に意識したいポイントをご紹介しましょう。

食事

 適切な食生活は、健康維持と長生きの基本です。大型犬だからと言ってフードをたくさん与えすぎると、肥満の原因になります。肥満になると、骨や筋肉の病気にかかりやすくなってしまい、寿命を縮めることにもなりかねません。飼っているゴールデンレトリバーの成長段階や体質に適したフードを選び、食事管理をしっかり行いましょう。

散歩・運動

 ゴールデンレトリバーは、大型犬の中でも活発な犬種です。小型犬や中型犬は家の中でも走り回って遊べますが、大型犬のゴールデンレトリバーは室内では運動できないため、外に連れ出して運動させてあげないとストレスを溜めてしまいます。1日に2回は外に連れ出し散歩や運動を行いましょう。

普段の散歩だけでなく、ドッグランなど周りを気にせず走り回れる場所に連れて行ってあげるのもおすすめです。適度な運動は肥満解消にもつながり健康に良いのはもちろん、ストレス発散にも効果的です。ストレスは寿命を縮めてしまう一因にもなるので、寿命を延ばすためには運動の機会を多く作ってあげるのがポイントです。

健康診断やボディチェック

 ゴールデンレトリバーは、他の犬種と比べて若いうちから骨肉腫などの「がん」を初めとする病気に罹りやすい傾向があります。寿命を延ばすためにも健康診断やボディチェックをマメに行い病気の早期発見に努めることも大切です。早期発見できれば治療での改善の確率は高くなります。長生きしてもらうためにも、食事や健康管理を行うと同時に、定期健診にも連れていくようにしましょう。

|長生きしてほしい!一緒に過ごせる時間を増やそう

 ゴールデンレトリバーの平均寿命は10~12歳ですが、普段から健康管理に気を付けてストレスを溜めない生活を送ることで長寿を全うできるケースも多く見られます。より長く愛犬と一緒に過ごせるように、日頃から寿命を延ばすポイントに気を配ってみてください。
 

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