大きな耳が特徴のパピヨンという犬種を紹介!チワワとのミックスも大人気

大きな耳が特徴のパピヨンという犬種を紹介!チワワとのミックスも大人気

美しい蝶の羽のような耳が特徴的なパピヨンは、かわいらしい容姿が人気の犬種です。

フランスの貴族から溺愛されていた歴史もあり、古くから愛されている犬種であることが窺えます。そんなパピヨンの基礎知識から特徴や性格、人気のあるチワワとのミックスまで網羅してご紹介していきます。

パピヨンの基礎知識


まずはパピヨンの名前の由来や犬種記号、歴史などの基礎知識についてお伝えします。

犬種記号や略称・名前の由来

犬種記号とは主に血統書などに用いられる記号のことを指します。犬種記号の一例として、例えばポメラニアンの場合は「PO」柴犬なら「JS」といった形で書かれます。
パピヨンの犬種記号は「PP」と表記されます。

犬種記号の役割は犬種だけでなく大きさを判別するときにも使われ、プードルという犬種には大きさで別けるものはそれぞれ、トイプードル「PT」ミニチュアトイプードル「PM」スタンダードトイプードル「PS」と言う形で犬種記号が変わります。
パピヨンには大きさによる名称の違いが無いので犬種記号は「PP」のみとなります。

パピヨンは英語表記で「Papillon」。蝶のような大きな耳が特徴的であることから、フランス語で「蝶」という意味を持っいます。名前の由来には、羽を大きく広げた蝶のような形の耳を持っていることが関係しています。

別称として「コンチネンタル・トイ・スパニエル」や「バタフライ・スパニエル」とも呼ばれており、耳の折れたタイプを「ファーレン」「ファレン」と呼ばれるものもあります。

余談として、犬種記号とは別に犬種コードというものがありますが、これはJKC(ケネルクラブ)が定めたものや、日本獣医師会が犬用マイクロチップに犬種を判別させる為の種類コードとして定めているものだったり、明確な定義付けはされていません。

犬種コードを種類コードとよんでいる場合もあり、犬種記号とは違うものであることを覚えてください。

 

パピヨンの歴史


パピヨンのルーツは古く、祖先とされるスパニエル種は猟犬として重宝された犬種です。15世紀以降は愛玩犬として多くの人物に愛されてきた歴史があります。
中世のヨーロッパでは貴族の愛犬としてパピヨンを飼うことがひとつのステータスでした。あのフランスのルイ14世やフランス王妃マリー・アントワネットもペットとして溺愛していていたと言われています。

またオーストリアの女帝と呼ばれるマリア・テレジアの肖像画にもパピヨンの姿が描かれています。
このように宮廷の貴婦人たちの肖像画に多く登場していることからも、パピヨンの持つ華やかな雰囲気がヨーロッパの王侯貴族階級に非常に好まれていたことがわかります。

もともとの姿は垂れ耳で現在よりも少し体格が大きかったのですが、18世紀頃からはスピッツやチワワなど他犬種と掛け合わせて品種改良がされるようになり、現在の美しい立ち耳と小柄な体格になりました。
現在では愛玩犬としての役割だけでなく、賢さを活かして嘱託警察犬や介助犬としても活躍しています。

 

パピヨンの犬種としての特徴


猟犬から愛玩犬に姿を変えてきたパピヨンは他の犬種にはない独特の特徴があります。パピヨンの犬種としての特徴をご紹介します。

大きい耳が特徴の小型犬

パピヨンは平均身長20~28cm前後、体重4~5kg程度の小型犬です。
大きく立った耳が特徴的な小型犬ですが、耳が垂れている場合もパピヨンに分類されることがあります。海外では耳が立っている犬種は基本的にパピヨンと呼び、耳が垂れている犬種をファーレンと呼んで区別されていますが、日本やアメリカではどちらであってもパピヨンとして一括りで扱われることが多いようです。

毛色の種類が豊富

パピヨンのほとんどは白を基調にした毛色が多くなっていますが、代表的な毛色としては2色のパーティカラー、3色のトライカラーとなります。
2色のパーティカラーの組み合わせではブラウン&ホワイト、ブラック&ホワイト、レッド&ホワイトが多く市場に出回っていますが、他にも白に近い茶色であるレモンや、茶色の中に黒い差し色の入ったセーブルといった毛色もあります。
日本ではブラウン&ホワイトの組み合わせが最も多く見られていますが、海外ではブラック&ホワイトの組み合わせが人気のようです。
3色のトライカラーは、ホワイトにブラックやブラウンの組み合わせとなるクラシックカラーがメインであり、ホワイトにブラックやセーブルのハウンドトライカラーも誕生しています。
このように、パピヨンの毛色の種類が豊富なのも人気の秘訣です。

パピヨンの性格


毛色や耳に特徴のあるパピヨンですが、気質や性格も気になるところです。パピヨンはどのような性格の犬種なのかご紹介します。

やんちゃで元気

パピヨンは楽しく遊ぶことが大好きで甘えん坊な性格です。気品ある見た目から大人しい印象を受けがちですが、勇敢な一面もあるため番犬にも適しています。
基本的に明るくやんちゃなので、家の中だけで過ごすのでは遊びが足りないこともあります。元気に走り回ることが好きな犬種なので適度に外での運動をさせてあげましょう。

理解力が高く賢い犬種

パピヨンは小型犬の中でも特に高い理解力と賢さを持っているのが特徴で、芸やしつけを覚えさせるのに適した犬種とも言えます。
賢さゆえに自分で物事を判断する能力にも長けており、しっかり自己主張する傾向はありますが、飼い主の行動や態度に敏感に反応し、しつけがしやすい犬種ともいわれています。スパニエルの血を引いていることから友好的な一面もあり、訓練性も高い犬種と言えます。

チワワとのミックス犬「パピチワ」


純血種の別犬種同士を交配させて生まれるミックス犬を飼う人が増えたこともあり、パピヨンと他犬種を掛け合わせたミックス犬にも人気が集まっています。
特にチワワと掛け合わせた「パピチワ」は、小悪魔的な可愛らしさがあると大人気のミックス犬です。どのような特徴のある犬種なのか、パピチワの特徴・性格についてご紹介します。

チワワとのミックス「パピチワ」の特徴と性格

「パピチワ」は、パピヨンの特徴的な立ち耳を引き継ぎ、チワワのうるうるとした大きな瞳が特徴として合わさったのミッスク犬です。
顔の見た目はパピヨンに似て、体格はチワワに似ている個体が多いです。ミックスの場合は個体差が大きいため毛質や毛色の違いによって個性が様々あります。

純粋な犬種と比べても寿命に大きな差はありませんが、比較的病気に強い個体が生まれる場合が多いといわれているのが特徴です。
ですが、両親犬の持っている遺伝疾患を両方発現する場合もありますので、一概にミックス犬は寿命が長いと言い切れない部分でもあります。
更に「パピチワ」の場合は暑さや寒さなど気温の変化に弱く、家族といないとストレスが溜まりやすいので室内での飼育が適しています。

パピチワの性格としてはパピヨンの性格である明るく元気で賢い部分と、チワワの性格である甘えん坊で警戒心が強い部分、共通する人が好きな性格が組み合わされているでしょう。

ミックスなので、個体によって性格にも差が出る可能性がありますが、それもミックス犬を飼う楽しみのひとつと言えるのではないでしょうか。

パピヨンは賢くて飼いやすい犬種


美しい蝶のような耳を持つパピヨンは、友好的で甘え上手なので、人気の高い犬種となっています。活発な性格なので、毎日一緒に散歩に出かけたいアクティブな方が飼うにはピッタリのペットでしょう。

飼い始めたあとに、その賢さや順応性の高さに驚きさらに惚れ込む人も少なくありません。ぜひパピヨンと一緒に楽しい時間を過ごしてみてください。
マルチーズの子犬期の甘噛みは、子犬期のうちにきちんとしつけておかないとゆくゆく成犬に成長した際に噛み癖にまで発展してしまう可能性があります。

 

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