ダックスフンドの毛の色や長さ、性格の違いまとめ!ミニチュアダックスとの違いとは

ダックスフンドの毛の色や長さ、性格の違いまとめ!ミニチュアダックスとの違いとは

ダックスフンドは、長い胴体と面長の顔、短い脚や大きな垂れ耳が特徴的で愛らしく、性格も飼い主に懐きやすいのでペットとして高い人気を誇る犬種です。

同じダックスフンドという犬種の中でも毛の色や毛の長さ、体格の違いによって様々な種類が存在し、名前がつけられています。

毛の長いダックスフンドであれば「ロングヘアードダックスフンド」ミニチュアより体格の小さい「カニンヘンダックスフンド」など、その種類によって見た目や性格が違います。

今回はダックスフンドに関するそれぞれの種類の名称、特徴や違いに着目しながら解説していきます。

ダックスフンドの種類と体格の違い


ダックスフンドは体の大きさや体格の違いによって「スタンダードダックスフンド」「ミニチュア・ダックスフンド」「カニンヘン・ダックスフンド」の3種類に名前が分けられます。順を追ってご紹介していきましょう。

ダックスフンド(スタンダードダックスフンド)

スタンダードダックスフンドは「スタンダードダックス」とも呼ばれ、これから紹介される3種類の中で最も体格が大きく、他の胴長犬種と比べても一番大きいサイズになります。
判断基準としては体の成長が落ち着いた生後15ヶ月以降に体重が9~12kgかつ胸囲が35cm以上あればスタンダードダックスフンドです。

スタンダード(標準)でありながら、3種類の中では国内飼育頭数が最も少なく、2018年のジャパンケネルクラブの発表によると、わずか57頭しか登録されていないことがわかりました。

ミニチュア・ダックスフンド

ミニチュア・ダックスフンドは、成犬時に体重5kg以下で胸囲が30~35cm以下の個体を指しますが、中には5kg以上の体格に成長するミニチュア・ダックスも多くいます。

ダックスフンドの中では、国内飼育頭数が最も多い種類で、ペットとしてもよく見かけるのがミニチュア・ダックスフンドといえます。

カニンヘン・ダックスフンド

カニンヘン・ダックスフンドは、体重が3~3.5kgで胸囲が30cm以下のサイズを指すミニチュアよりも小さいダックスフンドを指します。3種類の中で一番体格が小さく、最近日本でもじわじわと人気が高まっています。
カニンヘンという名前の由来は、ドイツ語でウサギを表しています。

ダックスフンドの毛色の違いと種類・名前


ダックスフンドは、毛色が豊富であるのも人気が高い理由の1つです。
カラーで大きく分類すると、単色毛色の「ソリッドカラー」、2色で構成された毛色の「バイカラー」に分けられ、2色よりも多くの毛色が混じった混色毛色の3種類あります。ちなみに、ダックスフンドは毛色の違いによって性格が大きく変わることはありません。

単色の毛色(ソリッドカラー)

ダックスフンドにおける単色の毛色について紹介します。
柴犬などの日本犬への色の呼び名は白や黒など日本語読みですが、対してダックスフンドなどの洋犬に関してはホワイト、ブラックなど、英語読みで呼ばれます。

レッド

単色毛色のダックスフンドではの代表的な色種類であり、一番人気がレッドです。
レッドの単色はダックスフンドの基本カラーと言われています。
レッドと言っても、真っ赤な色ではなく赤茶のような色をイメージしてもらえるとわかりやすいです。

同じ単色のレッドの中でも、まばらに黒い差し毛があるものは「シェーデッド・レッド」、赤褐色に近いものは「マホガニー・レッド」など細かく呼び分ける場合もあります。

イエロー

ダックスフンドの色種類のなかでもイエローは、赤みが少なく黄色い毛色をしています。
身体の下半分の境目から上側はやや濃い黄色、胸からお腹にかけてはやや薄い黄色の毛色になるケースがあります。春から夏の時期は濃いイエローになったり、黒い差し毛が増えたり、季節によって色の変化を楽しめます。

レディッシュ・イエロー

レディッシュ・イエローは、名前の通り少し赤みがかった黄毛色です。
身体の半分から上側はやや赤みが濃くなる傾向があります。レディッシュ・イエローもイエローと同様に春から夏の時期には毛色が濃くなり、黒い差し毛が見られる場合があります。

2色の毛色(バイカラー)

ダックスフンドにおける2色で構成される毛色「バイカラー」について説明します。目の上や手足に異なる色が模様として現れるのがこのバイカラーの特徴でもあります。

ブラック&タン

2色のダックスフンドの中で一番代表的な毛色種類です。身体全体のメインカラーが黒で、差し色のように混じっている黄褐色のタンは頬の周りと目の上、手足などに見られます。
特に目の上にあるタンはまるで眉毛のような模様になっていて、愛嬌のある見た目として人気があります。

ブラック&クリーム

ブラック&クリームは、ベースカラーのブラックにクリーム色の差し色が混じっています。
ダックスフンドのクリームカラーはほとんど赤みがなく淡いイエローのような毛色が特徴です。ブラック&クリームはモノクロ風のコントラストが目を引く人気カラーです。

チョコレート&タン

ブラック&タンのブラックベースカラーがチョコレートカラーになったものです。ベースカラーは濃い目のビターチョコレートのようなカラーから明るめのチョコレートカラーまで様々な種類があります。チョコレート&タンはブラック&タンの模様とは少し異なり、鼻のカラーも明るめの茶褐色になっています。

混色の毛色


ダックスフンドにおける3色以上の毛色を紹介します。

ダップル

ベースカラーに白色系のまだら模様が入っているのがダップルです。大理石のようにも見える美しいまだら模様が特徴的ですが、個体数は少なく国内ではあまり見られません。ダップルは珍しい毛色が人気ですが、毛色によっては遺伝性の疾患を誘発しやすい場合があるので注意が必要です。

タイガーブリンドル

タイガーブリンドルは、ベースカラーのレッドに名前の通り虎柄の縞模様が差し毛として見られるのが特徴です。差し毛のカラーによって呼び名が変わったり、タイガーストライプとも呼ばれます。

ダックスフンドは毛質によって名称や性格が変わる


毛色の種類は性格の違いに関係がないダックスフンドですが、毛質は性格の違いに関係することがあると言われています。

スムースヘアード

硬く短い毛質のダックスフンドはスムースヘアードと呼ばれています。
全体的な毛並みはなめらかで光沢があり、短毛。そのため他の毛質の種類と比べると体格や体型が一目で見分けやすく、筋肉質で身体が丈夫なのも特徴の1つです。スムースヘアードの性格は明朗快活で、飼い主と元気に遊ぶのが大好きです。

ロングヘアード

名前の通り、ふわふわとした柔らかな長い毛に軽くウェーブがかっているのがロングヘアードです。全身の中でも耳の先っぽや胸あたり、しっぽの裏側あたりの毛が特に長くなっています。ロングヘアードは親しみやすく甘え上手で、穏やかな性格の個体が多いと言われています。

ワイヤーヘアード

ワイヤーヘアードは全体的に剛毛で毛深いのが特徴的です。口周りから鼻先にかけてのマズルはヒゲのような長毛で、目の上の眉毛あたりも毛深くなっています。耳周りは全身の中では比較的毛が短くなっています。

ワイヤーヘアードは強情で頑固な性格の傾向があり、ダックスフンドの中では最も吠えやすいと言われていますが、飼い主に懐くと一番忠実な性格でもあります。

ダックスフンドは毛色や毛質、体格によって種類が様々


ダックスフンドは体格の大きさや毛色のバリエーション、模様、毛質などによって様々な種類に分類でき、その種類の多さも魅力の犬種です。
毛色や模様では大きく性格が変わることはありませんが、毛並みや毛質によっては大まかな性格の傾向を持っていることがわかりました。

ダックスフンドをペットとしてお迎えしたいと考えている方は、ダックスフンドの毛による特性を理解した上で、自分や一緒に迎える家族とのライフスタイルに合っているかどうかも考慮しながら、お気に入りのダックスフンドを選んでみてください。

 

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