シェットランドシープドッグとコリーの違い!シェルティの大きさ比較・サイズについて

シェットランドシープドッグとコリーの違い!シェルティの大きさ比較・サイズについて

シェットランドシープドッグは、綿のようにフサフサした柔らかい毛やかわいらしい顔立ちで人気の高い犬種です。「シェルティ」の愛称で親しまれており、コリーと見た目がよく似ているためコリーの小型犬だと思われがちです。
今回はそんなシェットランドシープドッグとコリーの違いや見分け方について、大きさや毛色、性格など様々な面を比較して解説していきます。

シェットランドシープドッグとコリーは似ている?

シェットランドシープドッグとコリーは祖先が共通しているため、人間でいうと親戚同士。そのため、見た目が似ている部分もあり同じ犬種と間違われることもあります。
まずは、シェルティとコリー2種の特徴からご紹介しましょう。

シェットランドシープドッグはイギリス北端にあるシェットランド諸島原産の犬種で、19世紀末頃にイギリスに輸され世界中に普及しました。日本でも1990年代初め頃は大人気の犬種で、国内の登録犬数も第3位を記録するほど普及しました。

柔らかくふわふわした毛並みとキツネのような耳と輪郭、鼻が高く愛らしい顔立ちなどがシェットランドシープドッグの特徴です。また、運動神経が抜群で飼い主によく懐くなど、家庭犬として優れた特徴を多く持っています。

一方、大型犬のコリーはスコットランド原産の牧羊犬で、「名犬ラッシー」のモデルになった犬でもある世界中でポピュラーな知名度を誇る犬種です。1860年代にイギリスの女王がスコットランド訪問の際にコリーを自国に持ち帰り、上流階級の人々の間で流行したという歴史を持っています。

コリーは体毛が全身に毛皮コートのようにふさふさと広がっており、上品で気高い雰囲気を漂わせた見た目が人気です。また、凛としてシュッとした顔つきも特徴的の一つです。

コリーの中でもラフコリーやスムースコリー、ボーダーコリーなどの種類に分かれています。スムースコリーは短毛なので一般的にコリーと言えばラフコリーのことを指しています。

シェルティとコリーの外見を比較

見た目が似ていて間違われやすいシェルティとコリーには、よく比較すると色々と違いがあります。顔つきやサイズ、毛並みなどの外見を比較してそれぞれの違いをチェックしてみましょう。

顔つきの違い

シェルティとコリーは顔立ちがよく似ていると言われますが、比較して見ると顔つきにも違いが多くあります。

シェルティはコリーと比べて大きな目と短いマズルで可愛らしい顔立ちをしています。変わってコリーはシェルティよりつぶらな瞳をしておりマズルも長いので、少しキリっとした印象があります。また、鼻筋もシェルティは少し急な傾斜なのに対してコリーはなだらかで鼻がシェルティよりも長く見えます。

大きさやサイズの違い

シェットランドシープドッグとコリーの最も大きな違いはその体格の大きさ・サイズです。シェルティは体高がおよそ33~41㎝、体重はおよそ6~10kgです。

対してコリーの大きさはおよそ56~61cm程度、体重は20~35kg程度あります。性別で個体差はありますがコリーはオスの標準体高が61㎝、メスの標準体高が56㎝になり、いずれもシェットランドシープドッグに比べて大きいサイズです。

このように、シェルティは小型あるいは中型犬の分類になり、シェルティとコリーは大きさにひと回り以上の違いがありました。シェルティは元々、現在よりも大きなサイズの犬種でしたが、エサがあまり採れない環境に適応するために長い年月で小型化したと言われています。
そのため、コリーの小型犬をシェルティと呼ぶのは間違いで、シェルティとコリーは現在ではまったく別の犬種として分類されているのです。

毛色や毛質の違い

シェルティとコリーは毛色の種類も違っています。どちらもセーブルやトライカラーの子が共通していますが、その中でもやや違う毛色のラインナップになっています。

比較するとシェルティの毛色は7色、コリーの毛色は4色あります。それぞれの毛色の種類をご紹介しましょう。


【シェルティの毛色】

  • マール
  • セーブル&ホワイト
  • トライカラー(ホワイト、ブラック、タンの3色構成)
  • セーブル(薄茶に黒毛が混じった色)
  • ブラック&タン
  • ブラック&ホワイト
  • ブルーマール


【コリーの毛色】

  • トライカラー
  • セーブル
  • ブルーマール
  • ホワイト

毛色の違いはありますが毛質はどちらも似ており、二層構造の長毛が特徴です。特にどちらも首回りや胸周辺、前足の裏、しっぽはふさふさとゴージャスな印象の被毛で覆われています。毛量も多く、触るとふわふわしているのも人気の要因です。

シェルティとコリーの性格・気質を比較

シェルティとコリーの見た目の違いについてご紹介しましたが、性格や気質もも犬種によって大きく違っています。サイズだけでなく性格によってもしつけやすさなどが大きく変わってくるため、ペットとして迎える方は性格の傾向も考慮すると良いでしょう。

同じ犬種でも性格や気質に個体差はありますが、ここでシェルティとコリーの基本的な性格・気質から違いを見てみましょう。

シェルティは警戒心が強い

牧羊犬としても活躍していたシェットランドシープドッグは、とても賢い犬種です。しつけを理解するのも早く飼い主への忠誠心も強いので、家庭犬として飼いやすい気質を持っています。

ただし、警戒心がとても強い一面があり、飼い主や家族以外の見知らぬ人に対してはあまり近付こうとせず、懐きにくい性格をしています。同時に繊細な気質も持っており、警戒している対象に対しては吠えたり噛みついたりする場合もあるので、慣れない他人に対してもほえたりしないよう、しつけをきちんと行うことが重要です。

シェルティを飼う際は、特に飼い主との主従関係をしっかりと築くことが大切だと言えるでしょう。

コリーは温厚で穏やか

コリーもシェルティと同様に牧羊犬として活躍していたので、賢く聡明な犬種です。そして、穏やかで明朗快活、フレンドリーといった気質を持ち、警戒心の強いシェルティとはかなり異なった性格傾向をしています。

また、おおらかでやや大雑把な一面もあり、家庭犬として愛される素質が揃っているのがコリーでもあります。飼い主に忠実に従うので、しつけをきちんと行えば飼い主やその家族によく尽くすペットになります。小さな子どもに対しても平等に愛情を示すので、子どものいる家庭でも問題なく飼うことができます。

シェルティとコリーは大きさや毛色の違いで見分ける!

今回は、シェットランドシープドッグとコリーの見分け方や違いについてご紹介してきました。シェルティとコリーは見た目が似ているとも言われていますが、よく比較すると顔つきが違っていたり、大きさやサイズ、毛色が違っており特徴を知ると簡単に見分けられます。

性格や気質も個性があって異なっていますが、どちらも共通しているのが賢く飼い主に懐きやすい犬種ということです。シェルティもコリーも運動が大好きなので、ドッグランなどにも連れ出してあげると喜びます。ペットとしてどちらを飼うか悩んだ時、室内スペースが広いか、狭いかという観点から選ぶケースも多く見られます。シェルティとコリーにはそれぞれ違った魅力があるため、両方の特徴を理解した上でお気に入りの子を見つけてください。

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