パピヨンは頭いい、頭悪いどちらが正解?パピヨンの頭の良さについて

パピヨンは頭いい、頭悪いどちらが正解?パピヨンの頭の良さについて

上品で優雅な見た目と愛らしい目が特徴のパピヨンを飼い犬として迎えたいと考える家庭は多いでしょう。特に女性人気が高いことでも知られるパピヨンですが、頭の良さはどうなのでしょうか。専門家による研究結果や、パピヨンが頭いい・頭悪いと言われるそれぞれの理由、しつけの注意点までご紹介します。

研究・調査から見るパピヨンの頭の良さ

カナダの大学で長年犬のIQ研究を行うスタンレー・コレン博士は、全米ベストセラーにもなった著書「デキのいい犬、わるい犬~あなたの犬の偏差値は?」の中で、200匹近くの犬の従順性を評価し、賢い犬種をランキングで発表しています。

著書掲載のランキングによると、犬全体における知能評価ランキングでパピヨンは8位。
ランキングのTOP10に入る犬種は総じて一度目の指示に従う確率が95%以上、さらに繰り返し5回以内で指示を理解したと記載されています。つまり上位の犬種ほど「人間の指示に対して短時間で答えることの出来る、物覚えがいい犬種」ということが伺えます。

獲物を回収する狩猟犬人して活躍していた「レトリーバー種」など古くから人の指示に従う役割をしていた大型犬種がTOP10を多く占めるなか、小型犬でトイプードルに並びランクインしていることからも頭がいいことがわかります。

パピヨンが頭いいと言われる理由

パピヨンの頭の良さはスパニエル種由来の性格や特徴にも現れています。

賢くしつけがしやすい

先述した研究結果からもわかるように、パピヨンは小型犬の中でも理解力が高くしつけがしやすい犬種です。祖先であるスパニエル種は猟犬として重宝された犬種。そのためパピヨンも人間の指示を理解して行動に移せる能力に長けているのです。

友好的で人間と仲良くなりやすい

パピヨンは人間が話す言葉の抑揚から感情を読み取る能力が高いため、人懐っこく友好的な性格といわれています。ほかの犬だけではなく、小さい子どもとも上手く付き合える頭の良さを持っています。子どもが愛情を持って接すればパピヨンの方から甘えてくることも多いでしょう。

活発で自己主張もしっかりする

愛玩犬としても人気のあるパピヨンは、気品があり優雅な見た目から性格も落ち着いていると思われがちですが、実は遊び好きで活発な性格です。自分で考えて行動する能力が高いとも言えるため、時には小柄な身体からは予想できない大胆な行動で飼い主を驚かせることも。賢さゆえに自立心があり、自己主張もしっかりする傾向があります。

頭悪いと感じたらしつけ方を見直してみよう

パピヨンは頭の良い犬種ですが、無駄吠えや噛み癖などしつけをする際は適切に行う必要があります。

「言うことを理解してくれない」
「しつけが上手くいかない」
「理解してくれないのは頭悪いから?」

と思っても、しつけに対してポイントを押さえ、ちんと教えてあげればパピヨン本来の頭の良さが発揮されます。

賢い犬は、その頭の良さゆえに甘やかしてしまうとわがままになりやすい面もありますので「自分にとって頭のいい・聞き分けの良い犬に」育ってもらうためにも、以下に記述する適切にしつけるポイントや注意点を見てみましょう。

無駄吠え

実はパピヨンは好奇心旺盛の反面、臆病な一面も持っています。
人間の声の抑揚だけではなく、表情や環境の変化から空気を察知して行動する察知能力の高さゆえ、日常の大きな音や怒鳴り声で警戒心を強めてしまうこともあります。
その経験で臆病な面が強くなると、無駄吠えが多くなったり言うことを聞かなくなってしまうことがあります。

警戒心が強く興奮状態になっている場合には、「大丈夫」と優しく声をかけ、撫でながら安心させてあげましょう
なるべく子犬のころから散歩に連れ出して様々な環境に慣れさせてあげることで経験を積み社会性を育むことができ、無駄吠えの少ない子に育ちやすいです。

噛み癖

パピヨンに限ったことではありませんが、噛み癖があり成犬になっても直らない犬もいます。頭が悪いという見解にはこのように直せなかった癖による印象もあるかもしれません。パピヨンは賢い性格なので、子犬のころに適切にしつけることで噛み癖を直すことができます。

子犬のころの甘噛みの習慣を放置しておくと、成犬になってからも噛み癖へ発展、家具や小物だけではなく人間を噛んでしまう悪癖に繋がります。

噛み癖は加減を知らずに強く噛んでしまうことも考えられるので、子犬の甘噛みのうちからやめさせるしっかりとしたしつけをすることが大切でしょう。

パピヨンのしつける際の注意点

しつける際に、叩いたり大きな声を出して叱るのは間違った方法です。
例えば、噛み癖についてしつける場合、大きな声で叱っても一緒に遊んでいると思い余計に噛んでしまう可能性があり危険です。愛犬との信頼関係にも影響がでます。
噛まれたときには大声で叱らず、無視をすることが罰となり最も有効な手段と言われているので、まずは反応せずに無視をするようにしましょう。

頭悪い犬ではない!パピヨンの頭の良さはトップクラス

パピヨンは犬の中でも賢く理解力が高いので飼いやすい犬種です。ほかの動物や子どもとの相性も良いため、新しい家族の一員として迎えやすい犬種と言えます。

頭の良さゆえ、甘やかすとワガママになったり、無駄吠えや噛み癖の多い子に育ってしまうことも。しかし、基本的に理解力の高い犬種なので適切なしつけをすれば飼い主の指示に正しく従う頭の良い犬に育ってくれます。

パピヨンから「飼い主に従っていれば安心」と思ってもらえるような信頼関係を築いていけば、より頭のいい犬として飼い主に答えてくれるでしょう。
 

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