ヨークシャーテリアは抜け毛が少ない犬種!カットやトリミングは必要

ヨークシャーテリアは抜け毛が少ない犬種!カットやトリミングは必要

小柄で美しい長毛が特徴的なヨークシャーテリアは、数多い犬種の中でも抜け毛が少なく部屋が汚れにくいと評判です。
なぜ、毛が抜けにくい長毛を持っているのでしょうか?
今回は抜け毛が少ない理由やお手入れ方法についてご紹介しましょう。

ヨークシャーテリアの特徴

ヨークシャーテリアは英国のヨークシャー州で誕生した犬種です。
まずはヨークシャーテリアにはどんな魅力があるのか、特徴からご紹介していきます。

小柄で細かい毛が特徴

ヨークシャーテリアはチワワに次いで小柄とされており、成犬でも体重は2~3kg、体高18~23cmほどが平均的といわれています。
さらに最近は1.8kg程にしかならない、より小柄な通称ティーカップヨーキーと呼ばれる種類も出てきました。
また、細長くシルクのような長毛もヨークシャーテリアの特徴で、被毛は抜けにくく伸び続けるため、犬の毛による犬アレルギーな人にも飼いやすい犬種です。

人懐っこくて遊ぶことが大好き

ヨークシャーテリアは人と遊ぶことが大好きです。
お散歩中も通りかかる人に愛想を振舞い、可愛らしい姿に夢中になる人は多いです。
愛犬と室内やドッグランなどでたくさん遊ぶことが夢という方にもピッタリでしょう。

ヨークシャーテリアの抜け毛少ない理由

ヨークシャーテリアは抜け毛が少ないことも一つの特徴で、抜けにくい理由はシングルコートと呼ばれる毛の特徴を持っているからです。
犬には、オーバーコートと呼ばれる上毛とアンダーコートと呼ばれる下毛が生えています。
オーバーコートは皮膚を守る役割があり、アンダーコートは寒さを凌ぐ役割がある被毛です。
冬になると毛が厚みを増すのは、冷えから体を守るためにアンダーコートが生えてきて分厚くなるからであり、季節の変化で毛が抜けやすくなります。
逆にアンダーコートが発達していない状態のことをシングルコートと呼び、ヨークシャーテリアはそれに該当します。
季節による毛の変化の影響を受けないため、比較的に毛が抜けにくい犬種なのです。

ヨークシャーテリアの抜け毛が増える原因

抜け毛が少ないヨークシャーテリアですが、抜け毛が増えた際は注意が必要です。
犬の皮膚は人と比べると薄く、皮膚病を起こしやすい傾向にあります。
中でも多い皮膚病はアレルギー性皮膚炎で、アレルゲンが傷口や食事を経由し体内に侵入すると10円サイズの抜け毛が起きやすくなります。
ほかにも、アトピー・ダニ・ストレス・ホルモンバランスの乱れなど色々な要因で皮膚炎や脱毛症を引き起こす可能性があります。
異常に毛が抜けている、皮膚が見えるほど毛が少ないと感じた時は、病気の可能性が高いので、悪化する前に医師に相談してください。

飼育する際に知っておきたいポイント

抜け毛が少ないということは部屋が汚れにくいという利点がありますが、綺麗な毛や健康を保つためには日々のケアが重要です。
ヨークシャーテリアが健やかに育ち生活していくためにも、飼育前に知っておきたいポイントをご紹介しましょう。

ブラッシングで毛や皮膚をケア

ヨークシャーテリアは抜け毛が少ないものの、人の髪の毛と同じように放っておくと自然と伸びつづけます。
細く柔らかい直毛であるため、長くなると他の毛と絡んで毛玉ができやすくなるのです。
毛玉は毛を引っ張るので皮膚にダメージを与え、皮膚病のリスクを高める可能性があります。
そのため、こまめにブラッシングでケアしてあげることが大事です。
ブラッシングには血行を良くする作用もあり、健やかな毛に育てるためにも大切です。
また、ブラシに付いた毛の量から健康状態の把握にも役立ちます。

定期的にヘアカットをしよう

毛が長くなると目が隠れ視界が悪くなったり、汚れが付着しやすくなったりします。
安全に移動でき、また清潔を保つためにも定期的なカットも必要です。
トリマーを行っているペットショップなどでカットしてもらうのも良いですし、道具があればセルフカットでケアしていく方法もあります。
以前は長く伸ばす姿が人気を博していましたが、今は短くカットされた姿がスタンダードとなっています。
また、カットの種類も様々あり、カット次第で雰囲気を変えられる点もヨークシャーテリアの魅力でしょう。

シャンプーは月1回が目安

ヨークシャーテリアの汚れやニオイ対策にはシャンプーが最適です。
ただし、洗いすぎてしまうと皮膚が乾燥しやすくなり、フケや抜け毛を起こしやすくなってしまいます。
シャンプーの頻度は月に1回を目安にし、汚れてきたなと思ったら綺麗に洗ってあげましょう。

室温調節に気を付ける

シングルコートの特性を持つため、ヨークシャーテリアは寒さにも暑さにも弱い犬種です。
ヨークシャーテリアが生活しやすい環境を整えるためにも、夏と冬の室温調節はしっかり行ってください。
適温が18~22度とされているので、夏は20~25度、冬は24~26度が理想的です。
冷え性などの理由で夏に温度が下げられない場合は、ペット用のひんやりグッズを用意して対策しましょう。
冬はペット用の服を着せる、ホットカーペットや毛布を敷く、通常よりも毛を長く残しておくのも寒さ対策になります。

毛をセルフカットする方法

ヨークシャーテリアのヘアカットにあまり費用をかけたくないという場合は、セルフカットで対応すると良いでしょう。
ここからはセルフカットに必要な道具からカットのポイントをご紹介します。

必要な道具

セルフカットに必要な道具は次の5点です。

ヘアカット用ハサミ

ペット用のハサミを用意してください。
すきバサミや細かい場所をカットできるように小さいサイズなど、いくつか種類があると便利です。

スリッカーブラシ

毛並みを整えるために使うブラシです。

バリカン

全体の毛を揃える時に便利です。

コーム

毛の流れを整えたり、毛を揃えてカットしたりする時に使います。

カットに最適な場所

セルフカットをする際は掃除がしやすい場所を選び、新聞紙やレジャーシートなどで床を保護してください。
愛犬の気が散るとカットをする際に危ないので、静かな場所を選びましょう。
逃げ出さないように台や小さなテーブルの上に乗せておくとカットしやすくなります。

カット前のお手入れ

カットする前にスリッカーブラシやコームで毛の流れを整えてください。
毛が汚れているようなら、シャンプーをして乾かした後に行うのもおすすめです。

カットのポイント

セルフカットは足の裏から始めていきます。
コームで指の間に挟まる毛をかき出し、肉球にかかる毛をハサミやバリカンで切ってください。
次に、汚れやすい肛門周りの毛も切ってきます。
尻尾を持ち上げて、コームで毛をとかしてから肛門にかかる毛をハサミかバリカンで切っていきましょう。
顔や目の周りをカットする場合は、親指と人差し指の間に顔を挟んで固定させてください。
目の上の毛を毛並みとは逆の方向でとかして書き出し、目にかかる部分を小さいハサミを使ってカットしましょう。
しばらくの間「待て」状態を維持させるので、大人しくしていられたらご褒美におやつをあげてください。集中力を切らさない意味でも効果があります。

ヨークシャーテリアは実は賢く忠順な犬種

ヨークシャーテリアは狩猟犬の本能を持ち、粘り強い一面を持ちます。
可愛さあまりに甘やかすとワガママな子になってしまう可能性があるので要注意です。
しかし、師従関係があれば忠順する賢い犬種なので、しっかりしつけ、ヨークシャーテリアとの充実した暮らしを実現しましょう。
 

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