
ミニチュアシュナウザーのしつけ方|トイレや甘噛みはいつからしつければいいの?
まるでおじいちゃんのような長い眉にヒゲが魅力的なミニチュアシュナウザーはとても賢い犬種です。
成犬のようなしっかりとした見た目ながらもミニチュアの特徴が現れており、愛玩犬として大変人気があります。
ミニチュアシュナウザーの子犬を迎え入れる前に、ちゃんとしつけの訓練などの基礎知識を知っておく必要があります。
ミニチュアシュナウザーのしつけ
ミニチュアシュナウザーは取っても好奇心旺盛で、様々な新しいことに抵抗なく好意的にチャレンジできる犬種で、しつけや訓練に対してしっかり答えてくれます。
基本的に褒めてもらうための意欲で訓練やしつけに取り組みます。
遊びを取り入れながらミニチュアシュナウザーと飼い主双方に楽しいしつけ・トレーニングをすることがのぞましいです。
例えば、「おすわり」や「マテ」といった基本的な動作の中でも、正しくできた場合にはミニチュアシュナウザーを褒めてあげましょう。
人間にとって命令を聞くことは当たり前なことですが、犬にとっては人間の常識は通用しません。
命令を聞けば喜んでもらえるという図式が犬の頭の中に出来上がっているからこそ成し遂げるしつけなのです。
しつけはいつから?
しつけは生後3ヶ月頃からトイレのしつけなどはすでに行っておくべきです。
生まれてから相手を認識でき、行動できるようになったあたりからしつけのトレーニングは始まっているものと思ったほうが良いでしょう。
成犬になってからしつけることも可能ですが、覚えの早い子犬のうちから覚えさせることでより利口な犬種として育つようになります。
吠えグセは要注意
祖先のシュナウザーは、元々ネズミとりなどを行っていた狩猟犬でした。
そのため獲物を見つけたり捕獲したりすると飼い主に吠えて連絡するということが彼らの仕事の一部として成り立っており、DNAに深く刻み込まれています。
犬にとって吠える、噛む、散歩するはそれぞれ行動欲求を満たす行動なので我慢のさせすぎはストレスを抱え込むことに繋がります。
特にミニチュアシュナウザーは狩猟犬の名残から吠え癖を持っていることが多く、子犬のうちにきちんとしつけておかないと吠え癖として残ってしまいます。
不安になったり警戒しているときは特に吠えることがあるようです
しつけ方
ミニチュアシュナウザーのしつけ方は基本的に褒めてしつけることで覚えさせましょう。
そして、失敗したときのバツを与える場合は「無視」をしましょう。
ミニチュアシュナウザーはとにかく人と接したり遊んでもらったり、人間や動物と関わることが好きな犬種です。
そんな犬にとって無視はこれほどとない悲しみと罰に値します。
例えば無駄吠えや甘噛みなど問題行動をした際に飼い主さんが「こらやめなさい!」歳飼ってしまうと、ミニチュアシュナウザーにとっては「吠えたり噛んだりすればかまってもらえる」と勘違いしてしまいます。
正しい行動をした時には褒め、間違ったことをしたときは徹底して無視をしましょう。
しつけ教室という選択肢
自分ではしつけの時間が取れない、どれだけしつけや訓練をしても覚えてくれないなどという問題が生じた場合はしつけのプロに頼むことも選択肢に入れるようにしましょう。
特に、犬のしつけ教室というのもあるので、どうしても覚えさせたいトイレトレーニングなどのしつけができない場合はアドバイス等を仰ぐこともできます。
しつけに失敗したら
ミニチュアシュナウザーのしつけに失敗してしまったと諦めてしまう人もいますが、諦めてしまったら悪いクセや問題行動はそのまま担ってしまいます。
ミニチュアシュナウザーは物分りの良い成犬のうちに矯正が可能です。
しつけに失敗したとしても諦めるのではなく、根気よくしつけの訓練を行う用意しましょう。