トイプードルの種類、色とサイズ、ドワーフについて解説

トイプードルの種類、色とサイズ、ドワーフについて解説

トイプードルはプードルの中でトイ、ミニチュア、ミディアム、スタンダードの4種類に分類されている内、最も小さい犬種として登録されている愛玩犬です。

トイプードルは色を選ぶだけでも豊富な種類があり、体型もドワーフ、スクエア、ハイオンとタイプが分かれています。

抜け毛が少ない代わりに被毛が伸び続ける特徴があるのでトリミングで見た目のバリエーションを増やすことができるのがトイプードルの魅力のひとつです。

今回は毛色の種類と体型による呼び方と見分け方をまとめました!

トイプードルの毛色の種類と性格

トイプードルの毛色は豊富に存在し、JKCでスタンダードとして認定されている色だけで14色も存在します。

色の濃淡や混ざり方を含めるとかなりの数になりますが、1色の単色カラーが望ましいとされています。

トイプードルの本来の色は「ブラック」「ブラウン」「ホワイト」の3種類でした。

その3色の遺伝因子が存在している中、交配を繰り返し色が複雑に混ざり退色や新たな色を帯びたり、他のカラーが加わるなどの影響をうけて現在のトイプードルの豊富な毛色の種類につながっています。

プードル本来の色3色

  • ブラック
  • ホワイト
  • ブラウン

その他、追加されている色11色

  • ブルー
  • グレー
  • シルバーグレー
  • シルバー
  • シルバーベージュ
  • レッド
  • アプリコット
  • カフェオレ
  • ベージュ
  • シャンパン
  • クリーム

毛色によって毛質や性格が違う

トイプードルは毛色の種類によって性格も変わると言われています。
全てのトイプードルに当てはまるわけではありませんが、トイプードルを飼っている人からすると毛色と性格の共通点があるようです。

ブラック系

ブラックの毛色のトイプードルは控えめで落ち着きがあり、全ての毛色の中で一番安定している性格が多く、賢くしつけやすい特徴があります。
服従心も強いので飼い主の言うことを比較的正しく聞くことができるのでしつけも容易の部類です。

ホワイト系

ホワイトの毛色のトイプードルも落ち着いていますが少々甘えん坊で特に飼い主に甘える傾向が強い毛色です。
毛量は全体に少なめで、白なのでクリームや斑、微妙な濃淡の差が多く見られます。

ブラウン系

ブラウンの毛色のトイプードルは穏やかなマイペースな性格をしており、飼い主に依存しすぎずに互いの距離を守って接する事が多い色です。
毛質がやや堅く、運動能力が他の原色である「ブラック」「ホワイト」と比べて少々劣ります。
服従心よりも自分の考えで行動する傾向が強いのでしつけはやや根気が必要です。

トイプードルより小さい種類

スタンダードプードル:45~60cm(+2cmまで許容)
ミディアムプードル:35~45cm※2003年から追加
ミニチュアプードル:28~35cm
トイプードル:24~28cm(理想25cm、-1cmまで許容)

上記のようにトイプードルはプードルの中で一番小さい犬種として知られますが、更に小さいプードルが存在するのではと思った方も居るのではないでしょうか。
そんな人は「タイニープードル」「ティーカッププードル」という名前を聞いたことがあると思います。

「タイニープードル」のタイニーはちっちゃな、とても小さいという意味を持ち、「ティーカッププードル」はティーカップに入るほど小さいプードルを指します。
もちろん大きさはトイプードルよりも小さいですが、正式に犬種として認められていないためその犬種名はないものとされています。

サイズ参考

タイニープードル:23cm程
ティーカッププードル:20cm程

仮に「タイニープードル」「ティーカッププードル」と称して販売された子犬が「トイプードル」同士を繁殖して生まれた犬であれば、血統書には「トイプードル」と記載されることになります。

犬種として登録されれない理由として、本来、犬の繁殖はその犬の理想の姿について正しい知識を身につけ、繁殖者が研究を重ねて行うべきものであると考えられており、純粋犬種の健全な発展育成を目指しているJKCとしては認めがたい事実があるようです。

参考:https://www.jkc.or.jp/modules/news/index.php?content_id=37

プードルの他にも柴犬に「豆柴」と呼ばれる小さい個体が存在しますが、こちらも同様の理由で犬種名として存在しないものとなっています。

ドワーフやハイオンなど体型の種類

同じトイプードルでも体型がそれぞれ違います。

大きく分けて「ドワーフ」「スクエア」「ハイオン」の3タイプに分かれており、足と胴体のサイズの対比で分類されます。

生まれたトイプードルの子犬が成長するとどのタイプになるかわかりますが、子犬の辞典ではわからないことが多く、さらに遺伝的に判別を付けることはできないそうです。

ドワーフタイプ

足に比べ胴体の長さが比率的に見て長い体型をドワーフタイプといいます。
トイプードルの場合は足が短く歩き方が可愛いと人気が高い犬種でもありますが、ショードッグとしては基準により出場できない体型です。
「ローオン・レッグス」とも呼ばれます。

ハイオンタイプ

胴体に比べ足の長さが比率的に見て長い体型をハイオンタイプといいます。
つまり足の長いタイプで「ハイオン・レッグス」とも呼ばれ、ショードッグでは一番見られる体型だそうで、トイプードルが特に多いようです

スクエアタイプ

ドワーフタイプとハイオンタイプの中間と呼ばれる足の長さと胴の長さが均等でバランスの取れた体型がスクエアタイプと言われています。
形がスクエア(四角形)にみえることからそう呼ばれるようになっており、プードルの標準の姿がこのタイプと言われています。
ドッグショーではハイオンに次ぐ割合でみられ、大型犬のスタンダードプードルに多く見られるそうで、小型犬のトイプードルとしては稀なタイプだと言われています。

人気の種類ドワーフタイプ

日本で一番人気のあるトイプードルの体型は「ドワーフタイプ」のトイプードルです。

その短い足とマズルが小型犬であるトイプードルの存在をさらに小さくし、おぼつかない足で歩く姿は成犬になってもそのままの場合が多いため、可愛らしくよちよちあるいているように見えるのが人気の理由です。

ドワーフタイプに適したトリミングも存在し、テディベアカットは本物の人形と見間違えるほど愛らしい姿になります。

ドワーフタイプはリスクを伴う

本来のプードルという犬種は体長と体高のバランスが均一のスクエアタイプが標準の姿です。

ドワーフタイプは短足やマズルの短い個体を意図的に作り出しており、通常ではまずありえない体型なのです。

この姿は一つの疾患、ドワーフィズム(矮小発育症)といわれており成長ホルモン分泌の低下や脳下垂体の異常による発達異常が原因で成長不良を起こす病気で、人間で言うと小人症と同様の症状と言われます。
それもありドワーフタイプの語源はネガティブな意味を持ち合わせており、ドッグショーでは奇形とみなされ出展できず、失格とされる体型です。
極端に足が短いなどは健康リスクも考慮する必要があります。

まとめ

トイプードルの種類についてご理解いただけましたか?

トイプードルの毛色は豊富にありますが、元は3種類程というのは驚きで、毛色によって性格が変わることを改めて知りました。

毛色だけでなく体型にも差があり、組み合わせによってはトイプードルの見た目が大きく変わります。

日本で一番人気のドワーフタイプは、人気でありながらもリスクを伴う可能性があることを知ることで、今後のトイプードル選びの判断材料として使っていただければと思います。
 

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