シェットランドシープドッグをブリーダーから迎え入れる方法とシェルティの選び方

シェットランドシープドッグをブリーダーから迎え入れる方法とシェルティの選び方

シェットランドシープドッグは、シェルティの愛称でも知られる人気の小型犬です。
シェルティの子犬を迎える方法はペットショップやブリーダーからなど様々ありますが、今回はその中でも里親になり迎え入れる方法についてご紹介します。

シェルティの性格や遺伝子疾患、マール遺伝子などについても合わせて解説するので、参考にしてみてください。

シェットランドシープドッグの子犬を里親で迎える方法

シェットランドシープドッグの子犬を里親で迎え入れる場合、どのような手順や手続きが必要なのでしょうか?

里親になるためのポイントについても見ていきましょう。

保健所や愛護団体から子犬を探す

まずは、地域の保健所や動物愛護団体、保護センターなどから保護犬のシェットランドシープドッグを探します。
ペットショップやブリーダーとは違い、保護犬は必ずしも自分が希望する犬種が揃っている訳ではありません。

確実にシェルティの子犬を探したい場合は、里親の募集サイトなどをインターネットから探すのも1つの方法です。
他にも、保護犬カフェや譲渡会などに行ってみるのも良いでしょう。

飼育環境を整えて審査をする

迎え入れたい子犬が見つかったら、シェルティのための飼育環境を整えます。里親の審査は、一般的に犬を飼うよりもやや厳しい基準が決められています。里親の審査に通るには、提示された条件を全て満たす必要があります。

具体的には、今までに犬の飼育歴があるか、家を空けている時間が長くないか、家族に犬アレルギーの人はいないか、シェルティを飼える飼育環境が整っているかなどです。条件を満たしていて審査に合格すれば、書面の手続きを経て正式に里親になります。

シェットランドシープドッグの性格

シェットランドシープドッグの主な性格についてご紹介します。
シェルティの子犬を迎え入れる前に、どのような性格傾向があるのか知っておくとしつけなどにも役立ちます。

シェルティは明るく温和で飼い主に忠実

シェルティは基本的に明るく温和な性格です。聡明で理解力が高く、飼い主の指示に従うことを喜びとします。以前は牧羊犬として長い間活躍していたため非常に優れた運動能力を持ち、ドッグスポーツへの適正も高いです。愛情深い性格で家族を大切にするため、家庭犬として優秀な面を多く持っています。

警戒心が強いため他人に懐きにくい側面もある

シェルティは感受性が強く繊細で、警戒心が強い一面もあります。家族には非常に愛情深く接しますが、他人や他の犬に対しては懐きにくいので注意が必要です。

警戒心がエスカレートすると、来客者に吠えたり、散歩中に他人に噛みついたりといった問題行動を起こす場合もあります。シェルティは飼い主の指示をよく聞く性格なので、あらかじめしつけをしっかり行うように意識してください。

シェットランドシープドッグがかかりやすい遺伝子疾患

それぞれの犬種には遺伝的に生まれつき疾患リスクが高い病気があります。
シェットランドシープドッグがかかりやすい遺伝子疾患を把握するのも里親になる上で重要です。

コリーアイ症候群

シェルティがかかりやすい先天性遺伝子疾患として、コリーアイ症候群が挙げられます。コリーアイ症候群とは眼が異常に発育してしまう病気で、悪化して眼底出血や網膜剝離を起こすと失明のリスクもあります。

生後数ヶ月~1歳の子犬期に進行しやすく、多くが無症状で無自覚のまま病気が進行するため子犬期には眼底検査などを行って眼の異常が現れていないか定期的にチェックする必要があります。

コリーアイ症候群の好発犬種は名前の通りコリー系の犬種と、シェットランドシープドッグです。シェルティはコリーに比べると軽度の症状のケースが多いですが、子犬を迎える際には眼の検査が必要になると覚えておくと良いでしょう。

皮膚炎

シェルティは皮膚が弱く、慢性の皮膚疾患にもかかりやすい傾向があります。
皮膚疾患の中には、免疫介在性のエリテマトーデスや血流障害によって起こる犬家族性皮膚筋炎、遺伝子疾患の淡色脱毛症などがあります。

マール遺伝子が理由で保護犬になる子犬も

シェルティの毛色の中にはブルーマールという大理石のようなカラーがあります。ブルーマールのシェルティはマール遺伝子を持っており、他の毛色には見られない美しい毛色が特徴です。

ただし、マール遺伝子は劣性遺伝子であり、目や耳などに影響した場合は体に障害が出る可能性もあります。

マール遺伝子同士の交配はダブルマールと呼ばれ、障害リスクが高まるため、健康的な犬種のスタンダードを守るブリーダーの間では禁止されています。

実際に、マール遺伝子による障害や障害リスクが原因で保護犬になる子もいます。シェルティを選ぶ際には、見た目の印象のみでなく、疾患リスクなどもしっかり理解した上で、責任を持って育てることが求められます。

子犬のシェットランドシープドッグの里親になろう

シェットランドシープドッグは、明るく聡明で運動能力が高く、家庭犬にぴったりの犬種です。

シェルティを里親で迎える際には、ブルーマールや遺伝的な疾患リスクなど犬種の特徴をしっかりと把握した上で飼育環境を整えましょう。

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