柴犬のしつけは難しい?|しつけ方や時期などを解説

柴犬のしつけは難しい?|しつけ方や時期などを解説

柴犬は日本に古くから生息して人間と生活をともにしてきた地犬で、天然記念物にも指定されている人気ある犬種です。

古くから日本で人間と狩猟犬として生活してきたので、飼い主の命令に忠実で他者に挑む勇気と警戒心を持っています。

ニホンオオカミに最も近い犬種で野生の犬らしさをもっており自分で考えて行動する独立心があるため、犬を初めて飼う人には柴犬をしつけるのは難しいと言われます。

柴犬のしつけは難しいのか、どのようにしつければいいのか解説します。

柴犬のしつけは難しい?

柴犬はとても愛嬌があり賢く、飼い主に忠実で従順な犬で、警戒心が強く番犬にも役立つ犬種です。

飼い主に忠実であればしつけも言うことを聞いてくれるイメージですが、何故そのように言われるのか可能性をあげてみました。

犬本来の気質を持っている

柴犬は日本犬の中でも狼に最も近い犬種で、実際にニホンオオカミのDNAも最も色濃く残っている調査結果もあります。

賢く犬本来の気質を持っているということなので、自分で考えて行動する独立心に長けています。

独立心があるということは、命令やコマンドを与えてもやりたくないなど不服な場合は拒否することがあります。

飼い主が柴犬のリーダーとして認められて信頼関係ができている場合は命令の拒否などありませんが、しつけ訓練の練習中はしばしば起こり、柴犬のしつけが難しい理由となっている可能性があります。

昔とは環境としつけ方法が違う

柴犬は昔、家の中ではなく庭で飼われていることが一般的でした。

庭の花壇に水を上げるときや散歩に出る時など柴犬との接触が限られているため、柴犬との十分なコミュニケーションが取れませんでした。

お互いの信頼関係が満足でないと、柴犬の気質からしつけを聞かないシーンがでてくるため、柴犬のしつけは難しいというイメージになりました。

現在は柴犬を家の中で飼う場合が多いので、飼い主と柴犬の距離が近いためコミュニケーションが取りやすいこと、そして現在の動物愛護法の観点から生後56日を過ぎてからと定められ、大事な社会化期を親犬のもとで育つことができるため、問題を起こさない柴犬が増えています。

賢いのでリーダーを見極める

柴犬は賢い犬種でもあり、人の行動や空気を読むことに長けています。
命令やコマンドがその都度はっきりせず曖昧な飼い主や甘やかしすぎる飼い主などに対して柴犬は自分より下に見る傾向があります。

その後は、立場を優位にするのが非常に大変で、しつけも難しくなります。

本や情報だけでのしつけは難しい

本や参考書で柴犬のしつけ方を調べると、「しつけには体罰が必要」というものもあれば反対に「叱らず褒めて伸ばすことが必要」など情報が様々で、どれが本当の情報が正しいのか判断をすることが難しくなっています。

ペットブームから動物愛護法や犬に対しての関心が高まり、今まで行ってきた飼育方法がここ数年で変わりつつあります。
数年前にただしいとされていたことが全くの逆効果だったということがあります。

正しい知識を得るには、実際に柴犬と向き合いながら飼い主としても成長し、伸ばしていく必要があります。

柴犬を育てているブリーダーから意見をもらうなど、常に柴犬と向き合っているプロフェッショナルからの意見をもらいましょう。
この場合ペットショップでは正しい意見をもらうことができません。

柴犬のしつけはいつから?

柴犬に限ったことではありませんが、犬のしつけは迎え入れたその日から始めてください。

なるべく早いことが望まれますので、子犬の頃からしっかりと行うようにしましょう。

柴犬は子犬の社会化期が大切

柴犬は生まれてから遅くでも2歳になるまで、ほぼすべての基礎的なしつけをマスターするようにしましょう。

他の犬種とは違い頑固な側面を持っているので、子犬の頃に問題行動を矯正できないと成犬になったときに治りにくく、他のしつけの訓練や命令などききづらくなります。

しつけ訓練は重要

しつけ訓練とは厳しいことや難しいことを犬に命令をして覚えさせることではなく、人間社会のルールを覚えさせるためにあります。

トイレは決まった場所とタイミングで行う、いってはいけない場所に近づかない、待てと言われたら待つなど、最低限必要なことを覚えてもらうことで、飼い主と犬自身を守ることができます。

問題行動、噛み癖、吠え癖

柴犬の問題行動で一番目立って挙げられるのが「吠え癖」と「噛み癖」です。

昔のように番犬として飼育された頃は警戒心の高い柴犬が見知らぬ人や犬に向かって吠えることは問題がありませんでしたが、現在の日本では近所迷惑につながってしまうため、問題行動と認識され歓迎されなくなりました。

問題行動を起こす前に治す

問題行動とは、犬の社会にとっては問題ではないのですが、人間社会における人間と犬の共存において問題視されるものを指し、例えば吠え癖をつけさせてしまうと、近所迷惑になってしまったり、噛み癖を直さないと柱や電気コードを噛んだり他の人間に噛み付く可能性もあります。

甘噛みをさせない、むやみに吠えさせないなど子犬のうちに直しましょう。

叩くなどの体罰は危険

悪いことや粗相をしたときに体罰は厳禁です。

犬は体罰を受けると恐怖や痛みが勝ってしまうため、二度と叩かれないように隠れて悪いことをしたり、反発して噛み付くなど悪影響を及ぼします。

体罰ではなく無視や声で一喝し、正しいことを行えたら褒めるようにしましょう。

賞罰をはっきりしたしつけをおこなう

しつけにおいての賞罰をはっきりメリハリを付けるようにしましょう。

しつけの都度、態度や声を変えたり褒めたり褒めなかったり、叱ったり叱らなかったりと曖昧な賞罰を与えていると柴犬は飼い主を自身よりも下の立場にランク付けをします。

そうなると言うことを効かなくなり反発が強くなるため、しっかりとメリハリのある賞罰を与えるようにしましょう。

しつけ教室、トレーナーの選択

成犬になって問題行動をやめさせたい場合やしつけを矯正したい場合で飼い主さん自身の力だけで負えなくなった場合は、しつけ教室へ通ったりトレーナーさんの意見を仰ぐようにしましょう。

しつけを正さないまま過ごすというのは、柴犬にとってもストレスや命にかかわる危険と向かい合うことになります。
この選択を選ぶ前に、子犬の頃からしっかりとしたしつけを行うようにしましょう。

ブリーダーから柴犬を飼う

柴犬を飼う際はブリーダーから迎え入れることを検討しましょう。

ペットショップで購入するよりも質の良い柴犬に出会うことができ、購入後のアドバイスなどを伺うことができるメリットがあります。

親兄弟と良い環境で過ごせる

子犬期を兄弟や両親犬と一緒に過ごさせることができる犬舎では、互いの遊びや力加減、社会経験などを成長で培うことができるため、ブリーダーから飼う犬は問題行動を起こすタイプが非常に少なく、国内外で人気です。

まとめ

柴犬は特に子犬期での過ごした経験が重要であることがわかりました。

ブリーダーから購入することができれば政権になってもモンダイ行動を起こすことの少ない優良な柴犬に出会うことができますね。

柴犬のしつけが難しいのは問題行動を抱えたまま成犬になった個体や、聚集関係がなっていない柴犬に限ることがわかったので、子犬の頃にちゃんとしつけることが大切ですね。

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