ポメラニアンの寿命は何歳?|最長の年齢と平均、心臓病などの疾患について

ポメラニアンの寿命は何歳?|最長の年齢と平均、心臓病などの疾患について

愛犬には健康でできるだけ寿命を長く、長生きしてほしいと思うのが、世の飼い主さんの常なる思いです。

生きている間は怪我や病気に見舞われたくありませんが、人間と同じく万が一の出来事や疾患にかかってしまいます。

ポメラニアンを例に上げると、骨が細いので骨折のリスクが高いので散歩時に段差を歩かせないなど過度な負荷を避ける努力をしている飼い主さんも多いです。

そしてよく多いのが心臓病や気管虚脱などの疾患で、成犬を越えたポメラニアンでは患っているケースが多いです。

心臓病や気管虚脱などの疾患をしているポメラニアンは寿命が短いのか、その場合に何歳まで生きるのかを調べてまとめました。

ポメラニアンの寿命

ポメラニアンの寿命は平均で12~16歳と言われていて、人間に換算すると66~82歳に相当する年齢です。

同じ小型犬の平均寿命は13~15歳なので、小型犬の中でも少しだけ長寿の部類に入ります。

平均の寿命を紹介しましたが、犬の寿命は年々伸びている傾向にあります。

長寿命化している一因としてはドッグフードの良質化や人間食を与えないという飼い主の知識がついたこと、予防接種や定期検診などで犬を病院へ連れて行く機会が多くなり病気の予防や早期発見が理由としてあります。

小型犬ブームによりポメラニアンは飼育頭数が多く、集計データも多く取れるのでより長命な例をデータとして取り入れることができています。
もしかすると、他の犬種でも寿命の長い例があるのかもしれません。

ポメラニアンの年齢の記録は最長で何歳?

ポメラニアンの平均寿命よりも長生きしている例が数多く存在し、日本国内では20歳を越える長生きのポメラニアンも存在します。
現在確認できる最長年齢のポメラニアンは23歳まで生きていることがわかりました。

ちなみに、犬の中でギネス記録されている長寿の犬はラブラドールレトリバーのBella(ベラ)という名前の犬でなんと29年と193日も生きていたそうです。
人間の年齢に換算すると200歳にもなる長寿です。

証拠書類が不十分としてギネスに乗りませんでしたが、オーストラリアン・ケルピーのMaggie(マギー)という犬が更に上の30年生きたという記録もあります。

犬の長寿記録一覧(順位別)

1位:29年193日 Bella ラブラドールレトリバー(イギリス)
2位:29年160日 Bluey オーストラリアンキャトルドッグ(オーストラリア)
3位:28年320日 Max テリア(アメリカ)
4位:28年218日 Lady プードル(アメリカ)
5位:27年211日 Bramble ボーダーコリー(イギリス)
6位:27年160日 Minius 雑種(ポーランド)
7位:27年098日 Adjutant ラブラドールレトリバー(イギリス)
8位:27年001日 Butch ピーグル(アメリカ)
9位:26年248日 Pusuke 雑種(日本) 
10位:26年158日 Smokey シーズー(アメリカ)
非公式:30年 Maggie オーストラリアン・ケルピー (オーストラリア)

ポメラニアンのかかりやすい病気

長生きするためには健康でいるのが一番ですが、気をつけていても病気や怪我になってしまうことがあります。

脱毛症、白内障、心臓病が主に挙げられますが、その他にもポメラニアンも掛かりやすい病気や怪我があるので、予防や早期発見の為に知識をつけておきましょう。

熱中症

ポメラニアンが最もかかりやすいのが熱中症です。

元々サモエドやジャーマン・スピッツを先祖に持つポメラニアンは寒い地域の犬種で、被毛はダブルコートの寒さにとても強い犬種ですが、逆に暑さに弱い特徴があります。

日本の温暖な気候、特に夏はポメラニアンにとって耐え難い暑さになります。部屋ではエアコンを常に可動させるなどの気温調整を行いましょう。

散歩もできるだけ涼しい時間帯をえらび、こまめな水分補給を忘れないようにしてください。

呼吸の状態が少しでも荒かったり、よだれが大量に出るなどの症状が現れた場合は要注意です。

体温が高温になっていないか、脈拍がいつも異常に早くなっていないかなどチェックをし、脱水による脱水嘔吐や呼吸困難、意識混濁に陥る前にい者に見てもらうようにしましょう。

流涙症

涙を排出させるためにある「鼻涙管」が詰まったり極端に狭くなると、涙が止まらなくなる症状が現れます。

これを流涙症と呼び、放置をすると目頭付近の毛に色素が沈着する「涙やけ」に繋がります。

こまめに涙を拭ってあげたり目元を清潔にしてあげましょう。

しばらく拭っていても改善が見られない場合は「鼻涙管閉塞」という鼻涙管が詰まってしまう病気も疑われますので医師に必ずご相談ください。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は膝のお皿である「膝蓋骨」の位置がずれたり外れてしまうことで、一般的にパテラと呼ばれる病気です。

先天的な遺伝疾患からくる要因もあれば、打撲や高所からの落下など後天的な要因でこの症状に悩まされることがあり、特にポメラニアンは足の骨が細く、この症状になりやすい犬種と言えます。

後ろ足を曲げずにぴょんぴょんとはねながら歩いたり、スキップするように違和感のあるあるき方をするポメラニアンがいたら、一度医者に見せましょう。

予防方法としては、階段などの段差をできるだけ避けたり、フローリングなどつるつるした面を歩かせないなど、足関節に負担をかけないことを心がけましょう。
肥満になると、それだけ膝関節に負荷がかかるということなので、適切な体重管理を行うことで予防にもなります。

気管虚脱

小型犬がなりやすい疾患のひとつで、肺へ空気を送り込む気管が潰れてしまって空気の通り道が極端に狭くなって呼吸ができなくなる病気です。

遺伝的、先天的な異常や肥満、食べ物の偏りなどで気管虚脱が誘発しやすくなります。

呼吸時にフガフガと音が出たり(ガチョウのような音にたとえられる)、咳を頻繁にしたりと苦しそうな状況であったら一度医者に見せましょう。

水頭症

水頭症はポメラニアンなどの小型犬種で先天的に発症しやすい病気で、特にチワワに発症しやすい病気として有名です。

頭蓋骨内にある脳の室内に「脳脊髄液」が蓄積し圧迫することで「活気がなくなったり、ぼーっとする」「物覚えが悪い」「過剰に攻撃的になる」などの神経症状が現れます。

この症状を放って進行が進むと、だんだんと目が見えなくなり「失明」してしまったり、歩行が困難になったりします。

病気と寿命の関係

自然界で病気にかかったり怪我をしたりすれば、それだけ生存リスクが下がります。

今は医療が発達し、病気の早期発見や治療法の確立など、昔は疾患したら長くはないと言われていた病気が完治する時代になりました。

先天的、遺伝的なもので病気になってしまった場合でも、壽命が短くなることには直結しなくなりました。

ミックス犬の寿命

ミックス犬は生まれてくる子犬によって様々で、両親犬のいいところをって生まれてくることもあれば、互いの遺伝性疾患を持ったまま生まれるケースがあります。

身体が丈夫に生まれてくればよいですが、体つきが細く弱い子犬も生まれてきます。

通常、生き物の混血は強い個体が生まれやすいとの話もありますが、犬の場合はそうとは限らないようです。

純血種のように安定して生まれるものではないので、一概に壽命が長いということは言えず不安定で正確なデータは出ていません。

寿命は伸ばせるか

ポメラニアンの壽命を伸ばすためには食べるものや生活環境を改善することが一番です。

まずは人間の食べ物を食べさせないことです。
人間の食べるものは犬にとって味が濃すぎたり、塩分、糖分、油が多かったり、消化しにくい食べ物で下痢や便秘を起こしたり、時には毒になる可能性があります。
栄養バランスの取れたフードを与えるようにしましょう。

生活環境は適度な運動をさせて、しつけ時は暴力などストレスの掛かるようなことを避けるようにしましょう。
そして病気や怪我の予防に努め、愛情いっぱいに育てられた犬は長生きしやすい犬になります。

まとめ

ポメラニアンの壽命について、小型犬の中でも比較的長寿だということがわかりました。
掛かりやすい病気に気をつけ育てることで、ポメラニアンを長生きさせるようにしましょう。

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