
ミニチュアシュナウザーは甘えん坊で頑固な性格、甘えん坊な気質をうまく使って忠誠心を高めよう!
ミニチュアシュナウザーは、口ひげや眉毛がチャーミングでおじいちゃんのような見た目が特徴的な小型犬です。
そんなミニチュアシュナウザーですが、見た目の落ち着いた雰囲気とは裏腹に甘えん坊で元気いっぱいな気質を持ちます。
今回は、ペットとして飼いやすいと評判なミニチュアシュナウザーの性格の特徴やしつけのポイントなどをご紹介しましょう。
ミニチュアシュナウザーは甘えん坊な気質の性格
ミニチュアシュナウザーは基本的に甘えん坊な気質で、一人で過ごすのが苦手な寂しがり屋の性格です。
ミニチュアシュナウザーの他の性格傾向も挙げながら、飼いやすさのポイントについてご紹介しましょう。
友好的で子どもとも仲良くなれる
ミニチュアシュナウザーはフレンドリーな性格で、小さな子どもが相手でもすぐに仲良くなれる上に遊び相手にもなってくれます。
このような友好的な性格から、家庭犬にとても向いていて飼いやすい性格と言われています。
賢くて飼い主に忠実に従う
ミニチュアシュナウザーはとても賢い犬種で、人間の指示に従うだけでなく自分でその場の空気や状況を読んで行動できる聡明さを持っています。
飼い主に対しても従順な性格なので、しつけも行いやすいところが飼いやすいと言われる理由の1つです。
運動好きで活発
元々ネズミの駆除が仕事だったミニチュアシュナウザーは、愛玩犬となった現在でも活発な性格で、体を動かすことが大好きです。
性格も明るく元気いっぱいなので、運動好きでアクティブな人が飼い主に向いているでしょう。定期的に河原やドッグランなど広い場所へ連れ出して思いっきり走らせてあげるととても喜びます。
頑固な一面もある
ミニチュアシュナウザーは非常に賢く聡明ですが、頑固な気質も持っています。
自分が一度認識したルールや決まりを忠実に守り続けます。そのため、飼い主以外の家族がしつけに参加する場合は、一貫性を持って行うことが大切です。
甘えん坊な犬の傾向・特徴
ミニチュアシュナウザーは甘えん坊な性格の犬種ですが、一般的に甘えん坊とは犬はどのような傾向や特徴を持っているのでしょうか?
飼い主に対する愛情が深い
甘えん坊な犬は、飼い主にて自分から寄り添ったり膝の上に乗ったりなど、豊かな愛情表現を行うのが特徴です。
特にミニチュアシュナウザーのような小型犬は比較的体重も軽く、飼い主に抱っこしてもらいやすいこともあり、スキンシップを好みます。
かまってアピールをよくする
飼い主にかまってもらうのが大好きで、飼い主の気を引くためにかまってアピールもよくします。
自分から抱っこしてもらうようにせがんだり、甘えたような鳴き声を出したりしてアピールすることもあります。
飼い主に依存しやすい
甘えん坊な犬は一人で過ごすのが苦手な寂しがり屋でもあり、他の犬に比べて飼い主に依存しやすい傾向があるので注意です。
分離不安にも陥りやすいため、甘えん坊な性格の犬を飼う場合は一人暮らしよりも家族と暮らしている人の方が向いていると言えます。
甘えん坊でも甘やかし過ぎるとわがままな性格や問題行動にもつながるので注意
ミニチュアシュナウザー人懐っこく甘えん坊な性格で飼いやすさにも優れた犬ですが、過度に甘やかしすぎるとわがままな性格になってしまいます。
その性格が悪化すると、問題行動を起こしたりする場合もあるので注意が必要です。
頑固な性格が合わさって手が付けられなくなることも
甘えん坊な性格で可愛らしいからといって甘やかしていると、頑固な性格も合わさってわがまま過ぎる性格になってしまうケースもあります。
飼い主に構ってもらうために、いたずらなどを頻繁に行い、手が付けられなくなる可能性もあるでしょう。
分離不安を起こすリスクがある
常に甘やかしてべったりと一緒に過ごしていると、少し飼い主と離れただけでも分離不安を起こしてしまうリスクがあります。
長時間の留守番はミニチュアシュナウザーのストレスになってしまいますが、短時間の留守番には慣れさせた方が良いでしょう。
甘えん坊なミニチュアシュナウザーのしつけのポイント
ミニチュアシュナウザーのしつけで注意したいポイントを挙げていきます。
適度な距離感も大切にする
ミニチュアシュナウザーは甘えん坊で飼い主が大好きな性格ですが、かまいすぎると飼い主にべったりと依存してしまいます。
飼い主への依存が酷くなると一人で過ごすのがさらに苦痛になり、些細なことでもストレスが溜まりやすいです。普段から適度な距離感を大切にすることが大切です。
家にいる時も常にかまうのではなく、かまってアピールが激しい場合は適度に無視しましょう。
あえて関わらない時間も作り、一人でも過ごせるように促す工夫が大切です。愛犬と仲良く過ごすのは良いことですが、全く自立できなくしてしまってはお互いにとって良くありません。
甘やかし過ぎない
何でも要求を聞いて甘やかし過ぎると、主従関係が崩れてしまい飼い主の言うことを聞いてくれなくなってしまいます。ミニチュアシュナウザーは賢い犬ですが、飼い主との主従関係や信頼関係の基盤があって初めて聡明さを発揮されます。
ミニチュアシュナウザーが甘えてきたら適切にスキンシップでコミュニケーションを取りましょう。そして、飼い主がリーダーシップを取ることも忘れずにメリハリのあるしつけを行ってください。
しつけ方法をコロコロ変えない
ミニチュアシュナウザーは頑固な一面も持っているため、一度自分の中で覚えた方法を忠実に従います。
家族が気まぐれにしつけを変えたり日によって良い・悪いの基準が違ったりするとミニチュアシュナウザーを混乱させてしまいます。飼い主や家族など日常的に接する人の間でしつけを統一すると、スムーズに指示に従ってくれるでしょう。
ミニチュアシュナウザーは甘えん坊だけど飼いやすい犬種!
ミニチュアシュナウザーは、甘えん坊で飼い主に忠実な性格で、その飼いやすさも人気の秘密です。
フレンドリーでしつけやすく活発で、小さな子供がいる家庭のペットとしても向いています。
ミニチュアシュナウザーへのしつけは、一貫性を持って飼い主がリーダーシップをしっかり発揮することが大切です。