ペキニーズは中国原産の歴史ある犬種!ペキニーズの名前の由来は中国語から来ている!

ペキニーズは中国原産の歴史ある犬種!ペキニーズの名前の由来は中国語から来ている!

ペキニーズは鼻ぺちゃで愛嬌のある顔立ちやどっしりとした体型など見た目の雰囲気も独特な犬種ですが、犬らしからぬ非常にのんびりやの性格です。

そんなペキニーズは、中国が原産であり、中国語では「ジンパ(京巴)」という名前で呼ばれています。

人間に媚びない独立心旺盛な性格は、起源を辿ると理由が見えてきます。今回は、ペキニーズのルーツや名前の由来などを探っていきましょう。

ペキニーズは中国語で「ジンパ(京巴)」

ペキニーズは中国原産の犬で、中国語では「ジンパ(京巴)」という名前で親しまれています。

ペキニーズの名前の由来についてご紹介していきます。

中国が原産のため「ペキニーズ」

「ペキニーズ」の名前の由来は中国の大都市である「北京」です。北京の綴りは中国語で「Beijing」ですが、ペキニーズの名前が付けられた当時は「Peking」という綴りだったため、「Pekingese(ペキニーズ)」という名前になりました。
 
英語圏ではペキニーズを略した「ピーク(Peke)」の愛称で親しまれており、ペキニーズのような鼻が潰れた顔の動物は「ピークフェイス(Peke Face)と呼ばれています。

「獅子犬」や「太陽犬」などと呼ばれていたことも

ペキニーズは、顔周りにライオンのたてがみのようなふさふさした被毛が生えている事から「獅子犬」とも呼ばれていました。

ペキニーズは仏教やラマ教における仏様を守る伝説の「獅子犬」に見た目が似るように作出されたとも言われています。

また、太陽のように赤く金色の被毛から、「太陽犬」と呼ばれていたこともあります。

ペキニーズは中国原産の古い歴史を持つ犬種

中国語でジンパと呼ばれるペキニーズは、中国原産の犬種の中でも、非常に長い歴史を持つ犬種です。

中国最古の犬種?

ペキニーズに関する明確な記述が見られるのは8世紀の唐の時代ですが、それより前からいたのではないかと考えられており、少なくとも1000年以上の歴史があることがわかっています。

また、宗や元など時代10~14世紀の時代においてもペキニーズの飼育記録が残されています。

皇帝への神聖な献上物だった

ペキニーズは中国皇帝への献上物として宮廷に贈られ、歴代王朝において長年寵愛されてきました。また、ペキニーズをとても気に入っていた皇帝は宮廷以外での飼育を一切禁じており、宮廷内のみで繁殖が行われていました。
 
門外不出の犬ということで人々から神聖な存在と認識されていました。そのため、宮廷外に持ち出して飼育・繁殖しようと試みた人が死刑になったとまで言われています。
 
また、皇帝や皇族の葬儀で棺を墓まで先導する重要な役割も果たしていました。有名な話では、西太后の葬儀で棺を連れて行ったモータンというペキニーズが知られています。

ビクトリア女王が愛玩した犬としても有名

ペキニーズは、かのビクトリア女王が愛玩した犬としても有名です。

中国皇帝の門外不出の犬だったペキニーズが、どのよう経緯で世界中に広まっていったのか見ていきましょう。

1800年代後半にヨーロッパへ伝わった

ペキニーズは長年、中国の宮廷内でのみ飼われていましたが、1856~1860年に行われたアロー戦争(第二次アヘン戦争)で中国(清)の敗北により転機が訪れました。清はイギリスに大量の略奪品を取られ、宮廷に残されていたたった5頭のペキニーズも一緒にイギリスへ渡ることとなります。

中国だけでなくイギリスでも宮廷で育てられた

清の敗北をきっかけにイギリスへ渡ったペキニーズは、犬好きとしても有名だった当時のビクトリア女王に献上されました。その後、イギリスでもしばらくの間は高貴な家庭のみで飼われていました。

ドッグショーをきっかけに世界的な人気犬種へ

1893年、イギリスのチェスタードッグショーでペキニーズが初めてドッグショーに出陣します。ドッグショーで多くの人たちを魅了し、瞬く間に世界中で人気の犬種となりました。こうして現在、ペキニーズは世界中で愛されています。
 

ペキニーズのマイペースでプライドが高い性格は育ちにも由来する!

中国原産のペキニーズは、中国語で京巴(ジンパ)と呼ばれています。ペキニーズはおよそ犬らしからぬマイペースさやプライドの高さからまるで猫のようとも言われていますが、それは宮廷の愛玩犬として皇帝の寵愛を一身に受けてきた歴史を知ると納得できるでしょう。門外不出の箱入り犬は現在、世界中でも大人気の愛玩犬になりました。ペキニーズのルールを知ると、ますます可愛く見えてくるかもしれません。
 

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